お花屋さんのＳＴＡＦＦ日記

夕方、娘から電話が…

『お母さん！大変やねん！猫が車にひかれて』


そんなん言われても…

『近所のお店のおっちゃんが段ボールに入れてはしっこ置いときって言われて、やってみたけど…ピー(←あまりにも現場状況を話すので、敢えて音入れさせて頂きます)無理やねん…おっちゃんも無理や！言うて帰ってん…ほんで、まだはねられるし、私が道路に立ってるねん…あっ！また猫ひかれた！お母さん、来て〜なぁ！』



今度は娘がひかれる？？


え〜、化粧落ちてるし…


お母さんに言われても…何もできませんが…


行かない訳にもいかない…

とりあえず…道路の真ん中に立ってる娘と交代…

雨降る中…車に向かってハシッコ寄れ！と合図。

けど、気がつかず…なんとも言えない音…

ヤバい！

もう無理！

市役所にも電話したし、市役所が委託してる回収業者にも直接電話もしたし…あと、せなあかんのは…ハシッコに寄せてあげること！

わかってんねん(°Д°)

でもでけへんねん！


ヒーロー呼びたい…

いたいた愛護ヒーロー~~~~ー(・∀・)ー ブーン

『いっ○○(←弟)どこにいるん？』

『今から飲みに行く〜』

『悪いけど…猫死んでるねん、ハシッコ寄せに来て〜』

『全然そっちじゃないけど？』

『いやいや、待ってっし！』

『わかった…』


さすが！
弟！

かっちょええ〜！

ヒューヒュー(*^ー^)ノ♪
君こそが動物愛護組合の会長やで(^.^)


何てこと考えてる間も車通るし…

誘導誘導…


必死の私たちの側を…新聞紙とトレー容器を持ってくる近所のおば様…

どうやら、私たちの様子を見てたみたい…

かっちょええ〜！

段ボールに入れて一件落着やん！

出来ることなら…もっと早くにきてほしかった…


ふぅ〜、
さぁ、帰ろう…

『市役所くるの待ってる…』

なんちゅうことを…言い出す娘…


『だって…どんな車やったかとか、どっちに行ったかとか言わな。』


そうきたか…

確かに…人間やったらな…

誰かのペットやったら…犯人見つけたい気持ちもわかる…

だから野良猫やったらいいんか？

あ〜、わからん！

子どもにどう伝えたらいいねん？


『市役所に頼まれた人が取りに来てくれて、ちゃんと燃やして人間と同じように灰になって天国にいくの…死んでしまったら、どうしてあげることもできひんから、後は猫が天国にいけますように…って願ってあげよう。』


こんなんでいいのやろか？

その後友達と会って…

『業者が取りに来てくれるみたい…動物の大きさで金額違うみたいやで〜』なんて大人の会話してたら…


『なぁ、取りに来てもらったり、灰にしたりするお金…市役所にママが払わなあかんの？』


そこ？

ホンマ心配事の多い娘やわ〜。

大丈夫です。
払いません。

ホンマは今日は10feet主催のフェス『京都大作戦』

行けなかったので…先日発売されたDVDをネタにするつもりが…

娘と猫になりました。

最後に言いたい…
すぐそこのお店のおじさん…二度三度ひきされる前に…無理と言って小学二年生に段ボールを渡さず…町内のヒーローになってほしかった…
ヒューヒュー言うてあげたのに…。


猫さん、天国いってね〜。